職場で 年末調整の書類を渡されました。
令和2年から年末調整の書類が変更に
何でも 令和2年から 控除の額が変更になるので、提出する書類が増えることになるんだそうです。
「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」
いつも 提出しているのはこれですね↑
私には 扶養するような子どももいないので、
氏名・住所・世帯主の氏名・続柄を記入して、押印するだけで 簡単なものでした。
「給与所得者の基礎控除申告書 兼 給与所得者の配偶者(特別)控除等申告書 兼 所得金額調整控除申告書」を提出しなければならなくなった
ところが、今年は これに加えて
「給与所得者の基礎控除、配偶者(特別)控除及び所得金額調整控除の申告書」
を提出さなければいけないんだそうです。
いやあ、長い名前の書類です。
もう見ただけで 記入する気が失せてしまうくらい(笑)
1枚で
- 給与所得者の基礎控除申告書
- 給与所得者の配偶者(特別)控除等申告書
- 所得金額調整控除申告書
の3つの申告書を兼ねているんです。
ここまで 理解するのに 結構 時間がかかりましたよ。
税金のことって 難しいですね。
給与所得者の基礎控除申告書
まずは、「給与所得者の基礎控除申告書」から。
昨年までは、基礎控除は 全員一律38万円だったのに、令和2年(2020年)から、所得によって基礎控除の額が決まるので その所得を申告しなければならなくなったそうです。
2400万を超えると 少しずつ減るらしい。
年間の所得が2400万もある人って 一体どのくらいの割合でいるんでしょう?
もう ほとんどの人は 48万だと思うので こんな申告書って意味あるの?
と思います。
基礎控除が増えるってことは、税金が下がるの?
と思って喜んでいたら、給与所得控除が65万から55万に引き下げられたので 結局 プラスマイナス0で、何の変更もありません。
書類を書く手間が増えただけです。
ここまで 書いて気づきました。
給与所得以外の所得の合計額を記入する欄があることに!
以前から ブログにも書いていますが 書類作成の副業をしているので 今年は結構 そちらの収入があります。
夫の扶養から抜けたので 130万の壁を気にせずに 仕事をしていたので 確定申告をしなくてもよい20万を超えています。
あわてて、申告の方法をググりました。
そうしたら、何と 親切に 国税庁のHPに 「副収入などがある方の確定申告」とういうページがあって、詳しく説明されていました。
今年は パソコンも購入したので、その減価償却の方法も知りたかったので 助かりました。
確定申告は来年だし、まだ何の準備もしていなかったのですが、あわてて 収支をつけて 所得を計算して、職場に提出したのですが、そこまでは記入の必要はなかったらしくて、疲れました。
給与所得者の配偶者(特別)控除等申告書
2番目は、給与所得者の配偶者(特別)控除です。
実は、1番目の「給与所得者の基礎控除申告書」を記入して もうすっかり安心していたんです。
3番目の「所得金額調整控除申告書」は、該当することがないですし。
私がこの書類を書くということは、夫も近々 同じ書類を持って帰ってきます。
2年前に 夫と妻の所得の組み合わせによって 受けられる配偶者特別控除の額が決まることになったときにも 夫と2人で苦労して 年末調整の書類を書いたのを思い出しました。
今回も夫の所得と私の所得の組み合わせによって 夫の受けられる特別配偶者控除の額が変わってきます。
私の所得の見積額をきっちり出しておかなければなりません。
毎年 これで、後から 税金の追徴が来る人がいるらしいので、気をつけておかなければ。
結果的に 夫の年末調整の書類を提出する準備が出来たので 私の所得を計算しておいて よかったです。
所得金額調整控除申告書
「所得金額調整控除申告書」は、給与収入が850万以上ある人が控除を受けるためのものなので 私は何も記入しませんでした。
これで 年末調整はなんとかなりそうです。
- 夫の年末調整
- 私の確定申告
- 税制の改正
3つが重なって、頭が少々パニックになっていたけど、何とか頭を整理することができたので 後は 保険の控除の証明が揃ったら、無事に年末調整が出来そうです。
今までは 簡易申告しかしたことがないので、来年の確定申告が少々不安だけど、頑張ります!
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