11月に入って、喪中欠礼が届き始めました。
我が家は、夫の両親と私の父は早くに亡くなったのですが、私達と同年代の方は、親が80代・90代を迎えて、今がその時期になっているようで、最近 親御さんが亡くなったというお知らせが多く届くようになりました。
そんな中、私の小学校1年生のときの担任の先生の娘さんから 先生が亡くなられたとのことで 喪中欠礼が届きました。
私が 受け持っていただいていたときに、既に40代になっておられたと思います。
それから ほぼ50年。
実家の近くにお住いで、母とも時々おめにかかる機会があったこともあって、結婚しても、ずっと年賀状を出し続けていました。
実家を遠く離れているので、もう何十年もお会いすることもなく、年賀状だけのお付き合いでした。90をとおに超えておられたはずなのですが、毎年 きちんと 手書きの綺麗な文字で年賀状を下さっていました。
その文字をみるたびに、何故だか背筋がシャキッとするような不思議な感覚があったんです。
いつかこの日が来るだろうなあと思っていましたが、とうとうこの日が来てしまいました。
人の人生には必ず終わりがあるのだからと理屈では分かっていたつもりなのですが、何だか寂しい。
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