先日、夫が夕食後、突然こんなことを言いました。
ママが一緒に働いてくれるから、余裕をもって生活できるんだよね!
その言葉に、私はびっくりしました。
夫の同僚たちは、彼と同じ年齢層が多く、ここ数年で次々と定年を迎えています。
その中には定年後に再雇用されて働き続けている人もいれば、再雇用されずに退職する人もたくさんいます。
夫によると、最近では再雇用されても1,2年で辞める人が増えているそうです。給料が大幅に減ってしまうので、働くのが嫌になってしまうのでしょう。
また、以前は部下だった人が上司になることもあるそうで、その状況に対応するのは難しいでしょう。
加えて、親や配偶者の親の介護が必要になり、故郷に戻るために退職する人も多いようです。
その中には、夫より1年早く定年を迎え、再雇用で働き続けている一人がいます。
その方は、「現在の給料では足りず、貯金を少しずつ取り崩して生活している。」と
言われていて、その方の奥さんは専業主婦で、働いていないそうです。
そんな話を聞いた夫が、
うちはどうなの?
と聞いてきたので、
今のところ、贅沢はできないけど、貯金を取り崩さずに生活できているよ
と答えました。
我が家では、大きな出費については夫婦で相談して決めますが、日常の生活費については私が管理しています。
夫が私には知らせていないお金もあるでしょうが、それは家計の管理には含めずに計算しています。
60歳から65歳までの年金がもらえるまでの間、どう生活を続けていくかを考え、夫と私は共に65歳まで働こうと考えています。
夫は仕事を辞めたがっていましたが、病気でもないし、やりたいこともない彼が家にいてもあまり良いことはありません。
体が動く限り、働く場所があるなら、働いていた方が良いと私たちは思っています。
夫が一生懸命に働いているから、私も頑張ろうと思えます。
だから、愚痴を言いつつも、私はパートに出て働いています。
夫は 昔から 私が外で働くことをあまり好ましく思っていませんでしたが、夫婦揃って働き、生活を支えることの大切さを理解してきたようです。
その結果、家事も以前より手伝ってくれるようになり、とても助かっています。
コメント