我が家は 読売新聞を購読しています。
一時的に 止めていたこともあるけど、結局 元に戻ってしまいました。
新聞を読むときに 地味に楽しみにしているのが 「人生案内」です。
「人生案内」とあるけど、要は 人生相談ですね。
何日か前の人生案内に「90代夫が小言ばかり」という相談を見つけました。
人生案内には 私と同じ50代の方の悩みはもちろん もう少し上の方の相談もときどきありますが、
90代の夫?
とすると、奥さんはいくつなの?
と思って 読んだら 80代の主婦の方の相談でした。
正直 80代で 人生相談?と少々びっくりしました。
80代といえば 酸いも甘いも噛み分けた人生の大先輩だと思っていますから。
こちらのご夫婦 結婚されて60年になるそうです。
2人暮らしで、夫がしばらく入院し、退院したあと 奥さんの欠点を厳しく指摘してくるようになったそうです。
- 勘が鈍い
- 動作が遅い
- バカ真面目
- 人の話をよく聞かない
などだそうです。
奥さんがすごいのは、夫にさんざん欠点を言われても 自分で思い当たることも多いので、努力して直していきたいと思われていることです。
80代で 自分の行動を反省して 努力して行こうと思われるなんて すごいです。
私だったら、そういうことを 夫に言われたら、
そっちこそ!
と言って 絶対に言い返して しばらく口を聞かないくらいのことはやりそうです(汗)
そうそう 金曜日の年金セミナーでも言われていましたが もうすぐ還暦を迎える私達の余命は
男性で85歳
女性で90歳くらいらしいです。
ということは、私達夫婦が80を過ぎた頃にも まだ こういうことで悩むことがあるということです。
うーん。
50代の今でも いろいろ夫婦間で考えることはありますが、結局 人生が終わるまで いくつになっても 悩みはつきないということなんですね。
この相談の回答はこんな風にされています。
人は年を重ねれば重ねるほど、他人の欠点が見えてきて、反対に自分の欠点が見えなくなるから、
柳に風、と受け流して、適当にあしらうことです。
て、適当にあしらう
今後の人生で、夫と揉めたときには この言葉を思い出そうと思います!
なかなか 味のある回答でした。
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