この週末、久しぶりに夫が

「外でごはんを食べよう」と
言ってくれました。
最近は家で食べることがほとんどで、なんて、どれくらいぶりでしょう。
「たまには外で食べるのもいいね」なんて言いながら、夫と二人、少しワクワクした気持ちで出かけました。
もちろん、夫のおごりです。



やったね!
とはいえ、おしゃれなレストランや話題のお店ではなく、行き先は近所のお風呂屋さんの隣にある食事処。
華やかな料理ではなく、昔ながらの定食が手頃な値段で食べられる、気取らないお店です。
二年前、台所をリフォームしていた時は、ここで何度も食事をしました。
お風呂も利用していたので、まるで第二の家のようにお世話になった場所です。
でも、リフォームが終わってからはすっかりご無沙汰していました。
久しぶりに暖簾をくぐると、懐かしい気持ちになります。
メニューを開いてみると、やはり少し値上がりしていました。
このご時世ですから、仕方ありませんね。
それでも、一番安くて美味しかった唐揚げ定食を迷わず注文しました。
ここの唐揚げは、衣がカラッと揚がっていて、中はジューシーで、とても美味しいのです。
ずっと変わらない味を期待しながら、料理が運ばれてくるのを待ちました。


そして、運ばれてきたお皿を見て、思わず「あら?」と声が出ました。



唐揚げの数が、五個から三個に減っていたのです。
いつも五個食べきれず、一つは夫に食べてもらっていたので、考えてみればちょうどよい量なのかもしれません。
でも、なんとなく少し寂しい気持ちになりました。
とはいえ、ひとくち食べると、あの懐かしい美味しさは変わっていませんでした。
サクッとした衣の食感に、じゅわっと広がる肉の旨味。



「やっぱり、ここの唐揚げは美味しいね」
と夫と顔を見合わせました。
こちらは 夫のちょい飲みセット。


久しぶりの外食は、新鮮で、楽しくて、美味しくて。
たまにはこうして、家の外で食事をするのもいいものですね。
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